壁掛けギターハンガーの開発日記~その1~



壁掛けギターハンガー


先日、中古ショップで念願のベースを購入しました!

 

ので!前々から試作してあったギターハンガーを、本格的に形にしていこうかと思います。



試作品1号

HPにも掲載されている試作品の1号機です。

 

材料は、「白アクリル板(厚さ5mm)、ネジ4個、ボルト4個、ギターハンガー(ネジ止め用)1個」です。

 

そして、値段や、見栄えの事も考えて、ワンプッシュピンを1つだけにケチった結果・・・・・・、

 

3kgのギターをかけておくだけなら、なんら支障は無いのですが、

実際に実用してみると、

・ギターをかける時に左右にズレる。

・何度も激しく、ギターの取り外しを繰り返すうちに、ピンが抜けてくる。

・思いっきりかけると、ピンの強度に不安が残る。

 

と、いった問題点が浮上してきました。要改良です!



試作品2号

2号機は、1号機のアクリル板を2つ作っておいたので、

片方の下側に穴を増やし、ワンプッシュピンを上下1つずつ、計2個使用してみました。

 

下のスペースには、ピックスタンド、ピックケースでも付けようかな、と思っていましたが、断念。

 

上下に2個使用した結果、

・ギターをかける時のズレは改善。

・何度もかけた際のピンの抜けも改善。

されました、が、やはり、激しく使用する分には、まだ不安が残ります。



試作品3号

次は、とにかく強度と安心感を最優先に、試作品を作ってみることにしました。

 

材料は、「透明アクリル板(厚さ3mm)、ネジ4個、ボルト4個、ギターハンガー(ネジ止め用)1個」です。

 

壁面とのスペースを空けて、衝撃をやわらげよう、と思い、3mm厚のアクリル板を使用してみました。

穴は、上に4、下に2です。

板の大きさは余裕を持たせておいたので、少し不恰好になってしまいました。

穴あけも1箇所ミスしてしまい、キズが・・・・・。

 

とりあえず、色々ワンプッシュピンの個数を変更して試した結果、

・上4、下2の場合は完全に安定。

・上2、下2の場合も完全に安定。

・上4のみでも完全に安定。

・上2の場合でも、ほぼ安定。(思い切り衝撃を加えなければ)

でした。

 

ので、しばらく、自分用にワンプッシュピンを上2個使用で使ってみる事にしました。すでに2週間ほど使用していますが、なんら問題無く使えてます。



試作品4号の製作へ

前回の試作品3号機で、大体の強度的問題点はわかったので、

次は、見た目の問題を解決しながら、商品サンプルとしての完成度を上げていきたいと思います。

 

ワンプッシュピンは、上部に2個で十分だと感じたので、基本的には上2個で進めていこうかと思います。

 

新しく勝ったギターハンガー(5個入り)もあるので、これを使ってサンプルを製作していきます。

 



設計

今回の試作品も、以前の試作品同様、そんなに難しい工作を必要としません。

 

ですが、ネジを通す関係上、1mmのズレも許されません。

 

正確に、どこをどう切って、穴を開けるか、を設定していきます。

 

とりあえず、今日はここまでです。

次回は完成まで工作します!